来年(2026年度)から、IPAの応用情報試験及び高度情報試験がCBT方式(Computer Based Testing)になるようです。

現時点(2025年8月時点)では、ITパスポートと基本情報は既にCBT化していましたが、
ついにLv3,4区分の試験もCBT化することになります。
多くの受験者にとってこれは吉報だと思います。
CBT化のメリット
私は応用情報まで取得している為、次のシステムアーキテクト試験を受ける際に恩恵を受けることができそうです。
特に、高度試験については最後の難関である論文の記述があります。
それをキーボードで入力できるのは本当にありがたいです。
紙の場合だと、途中から文章構成を変更しようとすると、大幅に文章を消して書き直す手間がかかったり、漢字の記述ミスや文字が汚すぎて読めない、といった点にも注意しなければなりませんでした。
「誤字脱字」や、「文字の読みやすさ」がどの程度採点に影響を与えているかは公表されていませんが、不明であるが故に、受験者はケアせざるを得ない状態でした。
こういったIT知識とは無関係な部分での負担がなくなるのは、嬉しいことです。
また、ペーパーテストでなくなる為、受験者は過去問の演習をする際に、過去問用紙を大量に印刷する必要がなくなりました。
ペーパーテストの場合、本番形式に慣れる為に、過去問用紙を印刷する人が多かったと思います。
私も応用情報試験の過去問を回す際は、わざわざ印刷して、本番とできるだけ同じ状況になるよう準備してから、印刷した解答用紙に解答を書いていました。
しかし、この紙代が割とかかります。。
1回分の過去問だけでも、ボチボチの枚数になりますが、それを×数年分用意する必要があり、
当然一度回しただけでは理解が浅い為、2-3回分の解答用紙を追加で用意していると、、、
CBT化により、このような金銭的な負担をなくせるのもメリットの一つです。
CBT化の疑問点
CBT化に伴い、いくつか疑問も生じてきます。
まず、問題の形式は変わるのか?という点です。
つまり、CBT化によって今までの過去問とは、大きく異なる問題が出るようになるのか?という疑問です。
この点は、試験時間がペーパーテストの頃と変わらない為、変化がないのではないかと勝手に予測していますが、なんの確証もないです。
また、ER図やシーケンス図を書かせるタイプの設問の解答方法はどうなるのか?についても疑問です。
紙の解答用紙であれば、枠内に自由にお絵描き出来ていました。(なお、お絵描きの採点基準がどうなっているかは不明)
しかし、CBT形式の場合はどうなるのでしょうか?
その問題の解答箇所だけ、フリーハンドで絵が描けるようなフォームになるのか?
もしくは、お絵描き形式の採点しずらい問題自体をなくす方針になるのか?
こういった細かい部分に、IPA公式は言及していないので、実際に試験が始まるまではわからないという怖さがあります。
まとめ
CBT化は多くのエンジニアにとって、間違いなく吉報。
ですが、まだまだ未知の部分も多い為、来年度のCBT化初回の試験は荒れそうです。
