2023年までのAIツールで実際に触ってみて凄いと感動したもの

AI

最近のAIツールで特に凄いと思ったものを紹介します。

SeaArt 環境構築いらずの画像生成サイト

生成系AIツールで断トツで凄いと感じたのがこちらのサイトです。

Free AI Art Generator - SeaArt AI
A premier free AI image generator. Join a vibrant AI content community, access 200K+ models and styl...

画像生成系AIの有名処としては『Stable diffusion』や『Mid journey』がありますが、そのどちらよりもSeaArtの方が優れていると感じました。

今まで画像生成を行うにはdockerで環境構築しPythonをインストールしてStablediffusionを利用していましたが、GPUのスペックが低くクオリティを断念することが多々ありました。

Midjourneyを利用した画像生成も試してみましたが、できる事に制限が多い点が気になっていました。

SeaArtはそんな悩みを一挙に解決してくれるサイトです。

唯一の欠点は、画像生成がスタミナ制になっており有料会員にならなければ一日に利用できる数に制限があることです。

このサイトはWeb上だけで画像生成や修正を行うことができます。

なので、Stable diffusionのように環境構築したりPCに高性能なGPU(グラフィックボード)を搭載する必要がありません

TOPページには他のユーザーが作成した画像で人気の高い作品などが表示されています。

画像生成時に利用されたプロンプト(どのような画像を作成するかを指示した文章)やLORA(特定のキャラクター等を作成したい時に渡す情報)も公開されています

その為、サイト上で好きなキャラクター名で検索し、出てきた画像の中から気に入った画風のプロンプトとLORAを利用して自分好みの画像を再生成するといったことが可能です。

その他『画像内の一部修正』や『背景のみ削除』、『画像を動画にする』『画像を元に画像を生成する』など多数の機能が存在します。

サイト内ですべて完結しているので技術に精通していない人でも利用しやすく、使える機能も多岐にわたります。

本当に神サイトなのでぜひ利用していただきたいです!!

Cosine プロジェクト単位でソースを読み込みアドバイスをくれる

こちらはプログラマー向けのツールです。

VSCodeの拡張機能として提供されており、プロジェクトを読み込んだ上でより良いソースを書くにはどうすればよいかをアドバイスしてくれます。

chatgptなどで部分的にコードをコピペして質問しても、プロジェクト全体を理解しているわけではない為、思うようなアドバイスがもらえないといった場合に利用すると捗ります。

Copilotでも同じようなことはできますが、あちらは有料版でCosineはオープンソースです。

両方利用した感想としては、Copilotの方が回答の精度は高いと感じることが多かったです。

Cosineはまだまだ知名度が低かったり、英語しか対応していない為、発展途上です。

しかし、今後利用者が増えればより精度は高まりCopilotにも劣らないツールになってくれるのではないかと期待しています。

ChatHub 複数のチャットボットを同時利用

複数のAIに対して同時にプロンプトを実行できるツールです。

ChatHub - GPT-4, Gemini, Claude side by side - Chrome Web Store
Use ChatGPT, Gemini, Claude, Llama and more chatbots simultaneously

chatgptとbirdなど複数のチャットボットに対して同じプロンプトを何度もコピペして聞く必要がなくなります

複数のAIから回答が来るので参考にできる情報量が増え、ハルシネーション(AIがそれらしい嘘の回答を行う事)対策にもなります。

※複数のAIがすべて間違っていることもあり得るので注意!!

AIによって微妙に異なる回答をしてくる為、それぞれの特色も感じられて面白いです。

無料版では2つのみですが有料会員員なれば同時に2つ以上のチャットボットを利用することができます。

まとめ

以上、最近触ってみたAIツールの中でもお勧めのモノを紹介しました。

中でもSeaArtはほんとにおすすめなので利用してみてほしいです。

画像生成系AIはすでにここまでのレベルに来ているんだなと痛感させられました。

今後は動画生成もよりレベルが上がって、いずれは映画とかもAIがすべて作ってくれたりしそうですね。

AIがコンテンツを生成し、人間がそれを消費する時代が来てますね。

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