AI会社を設立!Claw-Empireを触ってみた感想

AI

はじめに

AIエージェントが急速に普及している2026年。複数のAIを束ねて動かす「AIオーケストレーション」というジャンルが注目を集めています。その中でも話題になっているのがClaw-Empireです。今回は実際にインストールして使ってみた感想をレポートします。

Claw-Empireとは

Claw-EmpireはOpenClawのエコシステムから生まれたオープンソースのAIオーケストレーションツールです。Claude Code・Gemini CLI・Codex CLIなど複数のAIエージェントを「仮想の会社」として管理できるローカルファーストのWebアプリです。

ユーザーがCEOとして指示を出し、AIエージェントたちが社員として各部門(企画・開発・デザイン・QA・DevSecOps・運用)に分かれてタスクをこなすというユニークなコンセプトです。

セットアップ


必要なもの

  • AnthropicアカウントまたはGoogle アカウント
  • Windows / Mac / Linux PC
  • Node.js 22以上
  • Claude Code・Gemini CLIなどのAI CLIツール(最低1つ)

インストール手順

① Claude Codeのインストールとログイン

npm install -g @anthropic-ai/claude-code
claude login

② Claw-Empireのインストール

git clone https://github.com/GreenSheep01201/claw-empire.git
cd claw-empire
git submodule update --init --recursive
powershell -ExecutionPolicy Bypass -File .\install.ps1

③ 起動

pnpm dev:local


③まで実行出来たら、ブラウザで http://127.0.0.1:8800 にアクセスすればClaw-Empireを動かすことができます。

※ちなみにGooogle CLI等でも動作するので、①については任意のAI CLIツールをインストール&ログインして利用可能な状態にセットアップしてください

実際に使ってみた感想

実際の画面↓

UIについて

UIの完成度は非常に高いです。 ピクセルアートで描かれたオフィスに各部門のAIエージェントが配置されており、どのAIがどのタスクを担当しているかが一目でわかります。AIオーケストレーションのUIデザインの一つの完成形と感じました。

非エンジニアの方でも直感的に操作できる点は大きな強みです。

タスク実行について

Tasksメニューから自然言語でタスクを入力すると、エージェントたちがミーティングを行い、担当者がタスクを実行するという流れになります。

試しに以下のような依頼をしてみました。

「XにてAIについて有益なポストを行っているアカウントをフォローしてほしい」

結果としては、Xのアカウント作成や操作はできず、おすすめアカウントのテキスト一覧が返ってきただけでした。

外部サービスへの直接操作はまだ限界があるようです。

この辺りについては、筆者がClaw-Empireを触り始めたばかりのため、設定やプロンプトを工夫することで対応できる可能性もあります。

トークン消費について

複数のAIエージェントが連携して動作するため、トークンの消費量が非常に多いです。

Claude Proプランのクレジットをあっという間に消費してしまいました。

APIキー課金で利用していた場合、かなりの金額になっていた可能性があります。

総評

項目評価
UI・デザイン⭐⭐⭐⭐⭐
セットアップのしやすさ⭐⭐⭐⭐
アウトプットの質
トークン効率⭐⭐
実務での使いやすさ⭐⭐

良かった点

  • UIが直感的でわかりやすい
  • 非エンジニアでも操作できそう
  • AIオーケストレーションの概念を手軽に体感できる
  • Claude CodeとGemini CLIに対応している

気になった点

  • トークン消費量が非常に多い
  • アウトプットの質が各AIツールを直接使う場合より低い
  • できないことも多く、実務レベルにはまだ届いていない

まとめ

現時点では実務利用よりも概念の体験・学習用途として捉えるのが適切かもしれません。ただしUIの完成度は非常に高く、AIオーケストレーションの可能性を感じさせるツールです。

プロンプトの工夫や設定の最適化によってアウトプットの質が向上する可能性もあります。今後のアップデートにも注目したいと思います。

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