最近スパムメールらしき内容のメールが届きました。
軽く調べてみると、多くの方が同様のメールを受け取っているようだったので、本腰を入れて調査しました。
警告メール

先方の言い分としては私のサイト内で使っている画像に無断転載の画像があるとのことでした。
しかし、当サイトの画像は『生成AIを用いて自分で作成した画像』もしくは『フリーダウンロードOKの画像サイトに載っている画像』、個人や法人、商用や非商用を問わず利用できると明記されている『いらすとやの画像』などを使っています。
著作権違反になるような画像はないはずです。
もしかすると『フリーダウンロードOKの画像サイトに載っている画像』が他の悪質なユーザーによって勝手にアップロードされており、それを使用してしまっている可能性は0ではないのかも?と思いました。(可能性はかなり低いですが、、)


メール内では画像の使用料を請求する記述がありました。
この辺りの文章を見て、かなりスパムくさいと感じました。
使用料がどのように計算されてこの値段になっているのかが不明瞭です。
そもそも双方の合意がない状態で、一方的に提示された支払い請求を受け入れることはできません。
また、このメールを受け取った他の方のメール内容もネット上に大量に出回っていますが、その画像内でも全く同じ金額を請求されていました。。
違う画像を使っているはずなのに、なぜ全く同じ値段なのでしょうか?
恐らくこのメールは金額部分も含めてテンプレートになっており、使いまわしているんでしょうね。
※ちなみに、メール内にはリンクが複数添付されていましたが、絶対に開かない方がよさそうです
YAYImagesという会社
顧客であるというYAYImagesという会社についても検索して調べてみました。
すると、口コミで色々書かれていました。

Google Map の評価は驚愕の★1.2 。
レビューを一通り読んだ所、他の方も私と同じように急にメールが届き、支払いを求められたとの事でした。
公式サイトで画像を購入しているにも関わらず、不当に請求されて調査に時間を取られたという方が大勢おり、多くの方がこの会社に不満を持っているようでした。
海外の企業なのでレビューは基本的に英語になっていますが、多くのレビューに『Scam』と書かれていました。
Scamは『詐欺』という意味です。
つまりこのメールはspam(スパム)でもあり、scam(詐欺)でもあるようです。(; ・`д・´)
AIを用いた悪質なビジネスモデル
AIでネット上のサイトを解析し、メールアドレスの記載があれば著作権違反のメールを送る
↓
メール内には法的措置を取るといった記載があり、使用料を要求する
↓
メールの受信者は著作権法違反を恐れて使用料を支払う
上記の形でビジネスモデルとして成り立たせているようです。
約350€ = 約5万円という払えなくもない金額なのが、巧妙な手口だと感じました。
調査が面倒な方や法的措置という言葉に怖気づいた方は、支払ってしまう場合もあり得るのではないでしょうか?
このビジネスの悪質な点は、著作権違反と指摘される画像が1年以上前から使用している画像であるという点です。
1年以上も前にフリー画像としてダウンロードした画像の権利者が誰か?という事は多くの方は覚えていないと思います。
また、使用している間に画像の権利関係に変更がないか等も把握しきれてはいないでしょう。
こういった事情に目をつけて、『利用していた期間の使用料を払え!!』と不当な請求をしてきます。
フリー画像であることを証明するためには、調査に一定の期間と手間を要することになります。
また、画像を購入していた場合でも、数年経てばライセンスをどこに保存していたかは忘れてしまう事もあり得ます。
その際には、時間をかけてライセンスについて調べ直さなければならず、画像を購入したサイトにログインしなおして、当時のライセンスを探しだし、先方が指定する形式でライセンスの許諾があることを提出しなければならないのです。
このような仕組みでは、正当な権利があって画像を使用しているユーザーに対しても多くの手間を取らせてしまいます。
勿論、これらの調査に対してCOPYTRACKやYAYImages は作業料を支払ってはくれません。
対応方針
法的な書面が公式に自宅に届くまでは静観でよいと判断しています。
現時点ではAIを使った悪質なspam,scamである可能性が高いからです。
ブログ運営をしていると、こういったメールやコメントが時折届いてきますが、基本的には無視しています。
COPYTRACKの違法性
今回の調査でCOPYTRACKという会社について調べてみました。
ドイツの企業で、ネット上の著作権違反に対して権利者に代行して料金の徴収を行うサービスを行っているとの事です。
こちらの企業もGoogle Mapの評価は★1.0でレビューにて酷評されていました。
日本では非弁行為が禁止されており、認定司法書士や弁護士資格のない人物が賠償金の請求を行うことは法律で禁止されています。
違反した場合は、刑事罰の対象となります。
株式会社などであっても同様に、そのような業務を行うことはできないとの事でした。
※詳しくは下記の第二東京弁護士会のサイトを参照ください↓
日本の法律で考えると、CopyTrackという企業が行っているサービスは違法性があるように思えました。
メール内で弁護士資格や司法書士資格を持っている人物からの請求である旨の記載がなく、資格の有無がわからない状態で請求が行われていたからです。
海外の企業なので、日本の法律がどこまで適用されるのか、素人の私には判断できないですが、少なくとも Yayimages と COPY TRACKという企業はかなりグレーな会社であるように思えました。
まとめ
- CPYTRACKから請求メールが来ても無視でOK
- もし正当な請求であれば、公式な書面が届くはずなのでそれまでは静観する
- AIを悪用した巧妙なビジネスには要注意